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鳥羽の新名物 鳥羽駅近くの海女小屋 十八屋 真珠焼きと海の七草粥

海女小屋十八屋 真珠焼き1

時刻は正午を少し過ぎる頃、電車で到着しのは三重県鳥羽市。

休日を利用してゆったりとした伊勢志摩ひとり旅を決行しました。目的は「ミキモト真珠島」で真珠の歴史や展示されている装飾品を鑑賞すること。

天気がとても良くて、電車を降りてすぐに背伸び。普段は車で移動することが多いけれど、たまには景色を眺めて電車に揺られるのもいいものです。

鳥羽駅の改札を抜けて、2番出口から外へ出ます。あたりを見渡すと、道路を挟んだ海側に「噴水」が見えました。周辺には商業施設らしき建物もあります。

「まずは海を眺めながら、何か食べたいな。」

案の定、行き当たりばったりな旅になりそう。まずは「噴水」を目指して、歩いて行くことにします。

ご注意点 2021年5月9日追記

海女小屋 十八屋さんは店を閉じられ、2020年11月に鳥羽市岩崎町で新たにラーメン屋「れお麺ism」をOPENされました。

ごまの風味が香る担々麺など、とっても美味しいです。詳細は公式Instagramをチェックしてみてください。

イルカの噴水に到着。鳥羽の海を眺めて足湯で一休み・・すると

イルカ噴水2

歩いて2分くらいで、噴水に到着。

噴水のモニュメントはイルカでした。

鳥羽とイルカってどんな関係が?と思ってスマホを片手に調べてみると、

鳥羽にはイルカ島という島があって、イルカと触れ合える体験ができたり

「三重県鳥羽市⇆愛知県田原市」を航路でつなぐ、伊勢湾フェリーでは船上で野生のイルカに遭遇できたり

するそうです。

イルカの噴水の周辺には

  • 鳥羽一番街(商業施設)
  • 鳥羽マルシェ(商業施設)
  • 足湯(無料)

がありました。

イルカ噴水2

鳥羽マルシェをちらっと覗くと、お土産や地場の農産物、生簀で泳ぐ新鮮な魚などが並んでいます。

ー(帰りにここでお土産を買っていこうかな。)

鳥羽マルシェを出て、再び「イルカの噴水」の方へ。

イルカ噴水 足湯1

「イルカの噴水」に到着した時から気になって仕方がなかった「足湯」に引き寄せられます。

実は午前中は「伊勢神宮への参拝」や、「おはらい町の散策」をしてきました。なので、結構歩き疲れてます。

ー(せっかくなので・・・足湯で一休みしよっと。)

靴を脱ぎ、お湯に足をつけます。

イルカ噴水 足湯6

温かくて、とっても気持ちが良いです。眺めも良くて・・・

イルカ噴水 足湯3

鳥羽の海を眺めたり

イルカ噴水 足湯2

先ほどのイルカの噴水を眺めたり、ゆったりとした時間を満喫してしまいました。

さて、時間も限られています。どこか近くにお店はないかな?

足湯に浸かりながら上半身をひねってストレッチしながら、イルカの噴水側を眺めていると・・・

イルカ噴水 足湯5

「十八屋」

の看板を見つけました。

ー(鳥羽なので『とばや』かな?・・・それとも『じゅうはちや?』)

温まった濡れた足をタオルで軽く拭いて、「十八屋」の看板を目指して歩い行くことにしました。

お食事処「海女小屋 十八屋」メニューに気になる料理を発見

海女小屋十八屋 看板

遠くからでは文字がはっきりわからなかったのですが、「十八屋」の上に「海女小屋」と表記されていました。

お店は「十八屋」と書いて、「じゅうはちや」と読むようです。

メニューを覗くと・・・

  • お造りの盛り合わせ
  • 鳥羽産の焼き牡蠣
  • 「伊勢うどん」や「わかめうどん」、「めかぶうどん」
  • 真珠焼き
  • 海の七草粥

と美味しそうな料理名に目移りします。

離島「答志島 桃取」の牡蠣「桃こまち」を店内で焼いて食べられるとのこと。
※.ただし、牡蠣のシーズン1月〜5月ごろまで。

牡蠣も食べたい・・・けれど、気になってしまったお料理が2つ。

「真珠焼き」と「海の七草粥」です一体、どんな料理なんでしょう?

ご飯の後は「ミキモト真珠島」へ向かうので、「真珠焼き」に運命的な出会いを感じます。高まる期待を抱きながら、「海女小屋 十八屋」の暖簾をくぐりました。

海女小屋 十八屋 店内の様子

店内に入るってすぐに目にとまったのが、

  • 頭上に装飾された漁で使う網
  • 生簀で動く伊勢海老
  • 煙を吸い込む筒

でした。

煙を吸い込む筒は「焼いた牡蠣」の煙を吸い込むのかな?

海女小屋十八屋 生簀

生簀には「伊勢海老」や「答志島産の牡蠣」の姿が。ついついジッと眺めてしまいます。

伊勢海老がゆっくりヒゲを動かすのに見とれていると、ぐぅーとお腹の音が鳴り、笑ってしまいました。

身体はご飯を求めてます。名残惜しく伊勢海老に別れを告げてカウンターに座りました。

早速、気になっていた「真珠焼き」と「海の七草粥」を注文。

目の前のモニターで流れる、地元(鳥羽) の情報番組を観ながら料理が運ばれてくるのをウズウズしながら待ちます。

気になるお料理PART① 真珠焼きの正体とは

海女小屋十八屋 真珠焼き3

海女小屋十八屋 真珠焼き6

注文して、まず出てきたのが「真珠焼き」です。

見た目は・・・どう見ても「たこ焼き」。

ただ普段から親しみのある「たこ焼き」よりも、美しく上品な感じです。

マヨネーズと・・・粉雪のような白い粉はなんでしょう?

店主「真珠粉なんですよ。詳しくはパールシェルカルシウムです。」

丸くて綺麗な真珠は、真珠貝(あこや貝)の貝殻を形成する外套膜によって出来上がります。※.真珠が出来上がる話はいろいろ省略。

鮑の貝殻を思い浮かべるとわかりやすいです。鮑の貝殻の内側はキラキラしてますよね。そのキラキラした部分を粉末したのが真珠と同じ成分の「パールシェルカルシウム(ちなみに鮑も真珠がごく稀にとれる)」なんです。

まん丸い「真珠焼き」を一口パクッと頬張ってみます。

すると・・・タコのような歯ごたえの良い弾力が。これは一体なんだろう?

こちらも上品なタコ?焼きといった印象を受けつつ、噛めば噛むほど旨味が広がる謎の食感。正体はいかに・・・

店主「中身はタコではなくて、真珠貝(アコヤ貝)の貝柱です。」

海女小屋十八屋 真珠焼き4

中身を開けて確かめてみると、勾玉のような形をした真珠貝(アコヤ貝)の貝柱が出てきました。

想像していたよりも大きい貝柱です。

店主「生地も真珠貝(アコヤ貝)」の貝柱の出汁で練り上げてます。」

店主のこだわりを聞いて、もう一口食べるとより一層美味しく感じます。あっという間に8個を完食してしまいました。

「真珠焼き」は見た目、素材、味わいと真珠にこだわった料理だったんですね。

ちなみにお値段は680円(税抜)です。

気になるPARTお料理② 海の七草粥の優しさに包まれる

海女小屋十八屋 海の七草粥1

続いて運ばれてきたのは「春の七草粥」ではなく、「海の七草粥」です。

実は鳥羽市の港町「国崎」地域では、地元でとれた海藻を刻んで神棚に備え、無病息災を願う「ナナクサタタキ」という風習があり、

「海女小屋 十八屋」では地域の風習を知ってもらうきっかけになればと「海の七草粥」をおすすめメニューとして提供しているそうです。

海女小屋十八屋 海の七草粥2

「海女小屋 十八屋」の「海の七草粥」は、地元でとれた7種類の海藻

  • あらめ
  • あかもく
  • あおさ
  • ひじき
  • 天草
  • ふのり
  • わかめ

を佃煮にして、柔らかなお粥と混ぜていただきます。

海女小屋十八屋 海の七草粥4

海女小屋十八屋 海の七草粥5

とろとろのお米に7種の海藻佃煮をかき混ぜて・・・・パクッと一口!

海藻の佃煮がアクセントになって、スルスルっと胃を優しく満たしてくれます。

「真珠焼き」を食べたあとでしたが、難なくぺろっと食べきりました。料金は450円(税抜)とお手頃なので、少し小腹が空いた時などにもオススメです。




海女小屋 十八屋でお腹を満たして、いざ ミキモト真珠島へ

足湯に浸かって海を眺めて、「真珠焼き」と「海の七草粥」を食べて、午前中で歩き疲れていた身体に、元気が湧いてきました。

これから向かう「ミキモト真珠島」がとっても楽しみです。「ごちそうさまでした」と店主に声をかけ、席を立ちました。

イルカ噴水3

「海女小屋 十八屋」を出て、イルカ噴水の横を通り、海沿いを歩いていきます。

歩いていると、

竜宮城みたいな船が乗客を乗せていたり

丘の下に「大きな家紋(九鬼嘉隆の)」が掲げられていたり

丘の上に「♡ TOBA」のモニュメントがあったり。

気になることだらけの鳥羽の町。「ミキモト真珠島」を鑑賞し終わった後に散策できるかな?無理そうなら、また来よう。

鳥羽駅からすぐ 海女小屋 十八屋のご紹介

住 所:三重県鳥羽市鳥羽1-2383-42

定 休 日 :水曜日

※GW、年末年始などは公式WEBの「お知らせ」を確認ください。

営業時間:11:00 〜 17:00

電話番号:0599-37-7730

駐 車 場:隣接する佐田浜駐車場を利用(1時間無料、2時間500円)

アクセス:鳥羽駅より徒歩2分

海女小屋 十八屋 関連リンク

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