熊野市ランチを探している方、熊野市駅前ランチで少し特別な時間を過ごしたい方におすすめしたい一軒があります。
それが、熊野市駅前にある食堂あお(昼は喫茶)。外観からすでに洗練された雰囲気が漂い、扉を開けると淡い色合いの落ち着いた空間が広がります。木のぬくもり、和紙のやわらかさ、レトロな小物たち……。食事が来る前から、心がふっと静まっていく場所です。
今回は熊野市駅前でいただける、季節の素材を活かした「二十四節気ごはん」のランチ体験をご紹介します。観光の合間はもちろん、「このランチを目的に熊野を訪れたい」と思える、そんな時間でした。
熊野市駅前でアクセス抜群 熊野市が誇る人気店

食堂あおは熊野市駅から徒歩すぐ。夜は地魚や季節の野菜を軸にした料理屋としても知られていて、予約が推奨される人気店です。そして昼は喫茶スペースとして営業されていて、「熊野の季節の素材でつくる二十四節気ごはんと珈琲と菓子」をいただけます。
ランチは1種類。二十四節気「大寒」のお品書きに食指が動く

ランチは基本的に1種類のみ。訪れた季節のランチをいただきにきた、と気持ちが定まるのが良いですね。

僕が訪れたのは1月で、ちょうど二十四節気の大寒。お品書きには、大寒という季節の意味(冬の野菜・発酵や保存の食文化など)に触れた説明が添えられていました。ただ「何をいただくのか」ではなく、「どんな季節をいただくのか」。視点を広げて味わえる体験が、紙一枚でスッと降りてくる感じです。
一品一品が「熊野の素材×組み合わせ」で楽しい

詳しい品数や内容はその日の暦で変わると思うのですが、印象としては、地物の食材を軸にしながら、合わせ方で驚かせてくれるランチでした。
たとえば、
二十四節気の大寒ごはん
- 熊野産ミルキークイーン米(羽釜ごはんと大根菜)
- ロールキャベツ(べっこう餡)
- 白菜と干し海老の春巻き
- 冬野菜のかき揚げ
- 自家製〆鯖とカリフラワー(土佐酢ジュレ和え)
- つぼみ菜の胡麻だれ和え
- 本日の海苔巻き寿司
- 平飼い有精卵(あそばらんの伊達巻)
- お漬け物盛り合わせ
- 季節野菜のお味噌汁

と、「素材が良い」だけで終わらず、食材×食材をどう美味しくするかが丁寧に設計されていました。
かき揚げは、正直ちょっと驚きました。「かき揚げって、こんなにおいしかったっけ?」と、久しぶりに感覚が更新されるような一口。揚げ物なのに重たすぎず、香りと甘みが立って、冬の野菜っていいな……と素直に思えました。
器と空間まで含めて「食事の体験」になっている

もうひとつ強く残ったのが、器の存在感。素朴さのある焼き物で、少しざらつきや表情があって、料理がきちんと着替えて出てくる感じがありました。
陶芸家 北大路魯山人の「食器は料理の着物」という言葉があります。食堂あおさんでは、料理 × 器 × 空間がセットで完成している印象を受けました。熊野という土地で過ごす時間そのものが、静かに上質な体験へ昇華していく。そんな感覚がありました。

【価格感・混み具合】気軽ではないけれど、満足するランチ体験

ランチのお値段は2,000円前後。気軽な「日常のランチ」に比べると少し値が張りますが、料理内容+空間+器+季節のストーリーまで含めると、十二分に満足できるランチ体験でした。
夜は予約前提に動いたほうが良さそうですが、昼(特に平日)は比較的入りやすい印象を受けました。ただ、これは訪れる日によると思います。確実に食堂あおさんでランチを食べたい!という方は、事前に投稿や営業案内をチェックするのがおすすめです。
アクセスと駐車場について

僕は車で訪れましたので、熊野市役所前の駐車場(52台収容)を利用しました。1時間まで無料で、食堂あおで食事→近くで買い物(志ら玉を買いに行きました)→戻る、という流れでも1時間以内におさまります。仮に1時間を越えたとしても、〜2時間まで100円です。
リーズナブルすぎる。
※熊野市役所駐車場の最新情報は公式リンクをご参照ください。
https://www.city.kumano.lg.jp/administration/?content=1643
熊野旅に食堂あおでの四季を味わう食事体験。オススメします!

食堂あおのランチは、ただ美味しいだけじゃなくて、季節の言葉が添えられ、器が選ばれ、空間が整えられている。だからこそ、食べ終わったあとに「熊野に来てよかったな」と思える余韻が残りました。
熊野市の中心部に立ち寄る予定がある人はもちろん、二十四節気のごはんランチを目的に熊野を訪れる旅は、これから増えていきそうです。次回、訪れた時はまた別の二十四節気を味わえるかと思うと、想像するだけでワクワクします。
食堂あお お店情報

| 店名 | 食堂あお&食堂あお 喫茶 |
|---|---|
| 住所 | 三重県熊野市井戸町793 |
| アクセス | JR熊野市駅 徒歩約1分 |
| 昼(喫茶) | 11:00-17:00 ランチL.O. 13:30 カフェL.O. 16:00 定休(日)(月) |
| 夜営業 | 営業案内・予約はお店の発信・電話等で確認推奨 |
| 公式Instagram | 食堂あお 食堂あお 喫茶 |
熊野市のお土産 関連記事一覧
三重県のお取り寄せグルメにオススメ!熊野地鶏を鍋で味わい尽くす。贅沢に牡蠣とも合わせてみた。
秋が近づき、これから寒さが増してくる季節。美味しい鍋で心身ともに、温まりたいですよね。南北に細長く広がる三重県各地には、美味しい食材で溢れています。もちろん、鍋に抜群に合う極上の食材も目白押しです。 今回は「三重県の鍋」といえばコレ!という商品「熊野地鶏 水炊き鍋セット」をご紹介します。グツグツと煮えて湯気香る鍋の蓋を開ければ、トロッと輝くスープと柔らかな熊野地鶏のお肉に目が釘付けになること間違いなしです。 本記事では、実際に自宅に届いた「熊野地鶏 水炊き鍋セット」を作る様子から実食レポート、南伊勢産の牡 ...
三重県熊野市のお土産 子俵(こだわら) うぶた堂
お祭りや花火大会で定番のお菓子のひとつに、ベビーカステラがあります。甘くてふわっとしていて美味しいですよね。 ただ、注意しなくてはいけないのが冷めてしまうと美味しくないということ。 お土産として買って帰ると家に着く頃には、冷めてしまい固くなってしまった経験ってありませんか? 冷めても美味しいベビーカステラがあればいいのに・・・ 実は三重県熊野銘菓にあるんです! 今回は菓子匠 うぶた堂さんの子俵(こだわら)を紹介していきます。 こんな人におすすめ しっとりでひとくち食感を手軽に味わいたい人 熊野の手軽で喜ば ...
三重県熊野市のお土産 ほろり食感の熊野銘菓 和三盆ほろり うぶた堂
三重県熊野市といえば、国道42号線沿いに日本一の砂礫海岸「七里御浜」が広がり、ドライブにはもってこいのロケーションです。他にも世界遺産熊野古道をはじめ、鬼ヶ城・花の窟神社といったスポットに訪れてみると、大自然や歴史の偉大さを身体いっぱいに体験することができます。 そんな抜群のロケーションが迎え入れてくれる熊野市で、地元民や観光客がうなる美味しいお菓子を作り続けているお店が「菓子匠 うぶた堂」さんです。 地物素材を使いながら、和菓子と洋菓子の枠を超えて「美味」を追求する職人の姿勢が宿ったお菓子に出会えますよ ...
東紀州・南三重 関連記事一覧
熊野市駅前「食堂あお」 二十四節気「大寒」のランチ体験
熊野市ランチを探している方、熊野市駅前ランチで少し特別な時間を過ごしたい方におすすめしたい一軒があります。 それが、熊野市駅前にある食堂あお(昼は喫茶)。外観からすでに洗練された雰囲気が漂い、扉を開けると淡い色合いの落ち着いた空間が広がります。木のぬくもり、和紙のやわらかさ、レトロな小物たち……。食事が来る前から、心がふっと静まっていく場所です。 今回は熊野市駅前でいただける、季節の素材を活かした「二十四節気ごはん」のランチ体験をご紹介します。観光の合間はもちろん、「このランチを目的に熊野を訪れたい」と思 ...
熊野市紀和町の名湯 湯ノ口温泉へ|硫黄香る、温泉らしさに浸かる極楽スポット
熊野市紀和町にある湯ノ口温泉をご存知ですか? 「私はまさに今、温泉に来てる…!」と実感できる色・香り・湯ざわりが印象的な名湯です。今回は、入鹿温泉ホテル瀞流荘(せいりゅうそう)に泊まった翌朝、日帰り入浴で立ち寄った湯ノ口温泉での体験をご紹介します。 十数年ぶりに再訪 リニューアル後の湯ノ口温泉に浸かりたかった 前日、宿泊した瀞流荘の外観。こちらでも温泉に入れます 十数年前、友人と一度来たことがある湯ノ口温泉。当時は「古き良き湯治場」っぽい記憶がうっすら残っています。その後、平成27年にリニューアルしたと聞 ...
熊野市紀和町「布引の滝」へ。粉雪と絹の水に見とれた冬の滝旅
1月末、三重県熊野市紀和町の山あいにある「布引の滝」へ行ってきました。 結論から言うと――静かに、ずっと眺めていられる美しさ。ちょうど粉雪が舞うタイミングに当たり、白い空気と滝の絹のような流れが重なって、思わずシャッターを切る手が止まりませんでした。 ずっと気になっていた日本の滝百選「布引の滝」を目指して 何回か宿泊でお世話になっている瀞流荘 外観 出発地点は、熊野市紀和町の鉱山資料館や入鹿温泉ホテル瀞流荘あたり。ここから滝の駐車場まで、体感で約24分ほどでした。 ただし、近い=楽勝ではなくて、最後の方は ...
【紀北町グルメ】行列覚悟の名店!「ラーメンいろは」で味わう、特製醤油ラーメンと絶品チャーハン
三重県紀北町・紀伊長島インター近くにある人気ラーメン店「ラーメンいろは」。以前から何度かトライしつつ、行列や定休日に阻まれてなかなか入れなかった名店に、ようやく行くことができました。 平日の11時半という早めの時間に訪れたのが功を奏し、今回は待ち時間ゼロで入店。店内に入ると最近聞いた中で一番元気な「いらっしゃいませ!」の声と、きびきびと動くスタッフの皆さんがお出迎え。カウンター席に案内され、厨房の様子を間近に感じられながら食事ができるのも楽しいポイントでした。 ボリューム満点!特製醤油ラーメンと半チャーハ ...
【全29市町で出会える】三重県のポケふた巡り!ミジュマルとご当地ポケモンの旅
三重県のポケモンファンのみなさん、そしてこれから三重県を旅するみなさんに朗報です!実は今、三重県内すべての市町に「ポケふた(ポケモンマンホール蓋)」が設置されているんです。 全国で広がりを見せているポケふたですが、三重県は全市町での設置を達成している貴重なエリア。その背景には、三重県鳥羽市出身のポケモン社・石原恒和社長とのご縁があるのかもしれません(※.筆者の推測です)。三重県のポケフタには三重県知事も推しまくっている三重県応援ポケモン「ミジュマル」が全てのポケふたに描かれています。 本記事では三重県に設 ...







