三重テラス2階で出会った「あずきバーロボ」 東京・日本橋にある三重の居場所

東京・日本橋にある「三重テラス」。訪れて真っ先に目に飛び込んできたのが...2階に展示されていた「超合金 あずきバーロボ」でした！

井村屋とバンダイがコラボして発売された、あの伝説的（？）なロボット。ネットニュースでは見ていたものの、発売当時は約13,750円という価格もあり、結局購入には至らず。現在では中古市場でプレミアが付くほどの人気アイテムです。

その現物が、まさか三重テラスの2階で展示されているとは思っておらず、見つけた瞬間、思わず「おおっ！」と声が出ました。

あずき色を基調にしたボディ、あずきバーから変形するらしい。

肩には、あずきバーの旗が誇らしげに掲げられ、手にはあのアイスの棒。「本気で作っている」ことが伝わってくる造形で、ネタで終わらせない井村屋とバンダイらしさを感じます。

あずきバーといえば「硬さ」が話題になり、関市の刀鍛冶とのコラボなども知られていますが、こうした文脈の延長線上でバンダイとの超合金化が実現したのは、個人的にもとても好きな展開です。「もっとこういうこと、やってほしいな」と素直に思わせてくれる特別なグッズでした。

三重テラス2階は、コミュニティスペースとして進化中

超合金 あずきバーロボが展示されている三重テラスの2階は、現在、イベントスペース兼コミュニティスペースとして活用されています。

10時から利用可能で、フロアにはコミュニティマネージャーが常駐。単なる場所貸しではなく、人と人、活動と活動をつなぐ役割も担っています。

特徴的なのは、

• 三重県出身でなくても
• 三重に特別な縁がなくても

会員登録をすれば、コワーキングスペースとして無料で利用できるという点です。日本橋という一等地で、作業や打ち合わせ、交流ができる場所が開かれているのは、かなり貴重だと感じました。

「部活動」という、ゆるやかな関わり方

三重テラス2階では、「部活動」と呼ばれるコミュニティ活動も行われています。必ずしも三重県出身者が立ち上げる必要はなく、東京や関東在住の人が主体となって活動しているケースもあるそうです。

三重をテーマにしながら、関東側から自然発生的にコミュニティが生まれている。その受け皿として三重テラスが機能している点は、とても面白い仕組みだと感じました。

1階ショップは、より楽しい売り場へ

1階の三重県産品を販売しているショップものぞいてきました。オープン当初にも訪れていますが、商品点数・内容ともにかなり充実しており、売り場としての完成度が高まっていると感じました。

三重県内でも、ここまで多様な三重の商品を一度に見られる場所はそう多くありません。県外の人はもちろん、三重県の人が訪れても「こんな商品があったんだ」という発見がある場所です。

個人的に好きな「とっとき味噌」や「昆布出汁ボトル」、「カレーせんべい」など、推しの商品がきちんと並んでいて、目利きのバイヤーさんがしっかり選んでいる印象を受けました。商品を見比べるだけでも楽しい、そんな売り場になっています。

超合金 あずきバーロボを拝みに、三重テラス2階へ

三重テラスは1階だけでも十分魅力的ですが、2階を知ると、訪れる理由が一段増える場所です。作業、交流、イベント、展示、そして超合金 あずきバーロボ。

東京・日本橋にある三重の居場所である三重テラス。訪れる機会がありましたら、ぜひ１階だけでなく２階まで足を運んでみてください。

三重テラス 関連記事

関連外部リンク