2023年7月8日(土)、三重県鳥羽市の離島 菅島で行われる年に一度のお祭り「しろんご祭り」を見学してきました。当日のしろんご祭りや150周年を迎える菅島灯台の様子を映像にまとめてみましたのでご紹介します。
菅島のこと
菅島は鳥羽市の港から東に約3キロメートルほど離れた位置にあります。主要産業は漁業で、世帯数は212世帯、人口は496人(令和4年2月末)ほど。日本で現存する洋式灯台の菅島灯台をはじめ、自然豊かな観光スポットがあり、年間 約18,000人の観光客が訪れています。
大きなアワビの姿も「しろんご祭と菅島灯台の様子」
しろんご祭りとは
しろんご祭りは、白鬚明神(しろひげみょうじん)にあわびを供え、大漁と海上祈願する祭りで、700年ほど前に菅島に漂着した白蛇(しろへび)を龍神の使いとして祭ったことから始まったとされています。
早朝7時30分頃に、鳥羽マリンターミナルで「鳥羽市営定期船(とばしえいていきせん)の特別乗船券」を手に入れて、お祭りの会場となる「しろんご浜」へ向かいました。お祭りでは、あわびを招くとされる、赤と黒のあわび「まねきあわび」を求めて13名の海女さんたちが海へと向かっていきます。そうして、一番最初に「まねきあわび」を手にした海女さんが、今年の海女頭になります。海の上を颯爽と走る関船も圧巻でした。普段は入場できない菅島灯台にも登ることができまして、雄大な海の景色に息を飲みました。
しろんご祭や菅島灯台が気になった方は、ぜひ菅島に足を運んでみてください。
菅島 しろんご祭の関連情報
鳥羽市公式WEB「市指定文化財 しろんご祭」:https://www.city.toba.mie.jp/soshiki/k_shakaikyoiku/gyomu/rekishi_bunkazai/bunkazai/3/2700.html
鳥羽市公式WEB「菅島」:https://www.city.toba.mie.jp/soshiki/kikaku_keiei/gyomu/seisaku_keikaku/rito_shinko/2614.html