三重県鳥羽市相差には「女性の願いを1つだけ叶えてくれる」といわれる神社があります。
「石神さん」と言えば、ご存知の方も多いかもしれませんね。
石神さんは神明神社の境内にあり、今日も多くの女性が参拝に訪れていることでしょう。
さて、それでは「石神さん」に参拝した後は、どのように過ごすのが良いでしょうか?
少し遠出して伊勢市や志摩市へ車を走らせ、観光地を巡る旅も魅力的ですね。
でも・・・せっかくならそのまま鳥羽市相差町で1日を過ごしてみてはいかがですか?
忙しない日常を忘れてリフレッシュできる過ごし方なので、旅のプランの参考にしてみてください。
味の宿「みち潮」から散策スタート
相差町には旅館やホテル、民宿と幅広い宿泊施設が多くあります。
それだけ旅行者にも愛されている地域なんですね。
今回は「2018年楽天ゴールドアワード」、「日本の宿アワードTOP47」にも選ばれた「味の宿 満ち潮」を出発点として、相差散策を楽しんでみましょう。
「味の宿 満ち潮」の紹介
住所:三重県鳥羽市相差町1522-12
石神さんからのアクセス:車で5分程度
公式WEB:http://www.michishio.co.jp/
コメント:伊勢志摩の旬の食材を味わえるのはもちろんのこと、何といってもオーシャンビューを眺めながら入る露天風呂がポイント。また屋外にはプールもあり海では遊べないお子様も安心して楽しめるのも良いですよね。数々の賞を受賞するのも納得です。
ご紹介する「相差散策スポット」一覧
- 千鳥ヶ浜海水浴場
- 鯨崎遊歩道(海岸沿いの道も含む)
- 相差かまど「海女小屋 おぜごさん」
実は相差にビーチがある「千鳥ヶ浜海水浴場」
「味の宿 満ち潮」から徒歩30秒。
露天風呂や部屋から見えるオーシャンビューが実は「千鳥ヶ浜海水浴場」です。
波の音とふわふわな砂の感触が心地良いです。
砂浜に腰をおろして、海を眺めて波音に耳を傾けながらゆったりと過ごすのは、とても贅沢な時間なのかもしれませんね。
もちろん、夏は海水浴場として賑わいますよ。
相差の暮らしと自然を感じる「鯨崎遊歩道(海岸沿いの道も含む)」
ここからは少し散歩のお時間です。
千鳥ヶ浜海水浴場を左手にみて、海岸沿いを歩いて行きましょう。
焼きそばが有名な「大田食堂」を越えると、ある看板に遭遇します。
ここから「鯨崎遊歩道」の入り口です。
木漏れ日が気持ちいい草木が生い茂る道を抜けると、海が広がる地元の暮らしが感じられる道となります。
ここで運が良ければ・・・
地元の海女さんが収穫した「海藻」天日干しされている光景に遭遇できます。
また、まさに漁をされている海女さんの様子も見れるかもしれません。
砂浜もあり、ゴツゴツとした磯もありの相差の海を堪能しながら、さらに奥へ歩いて行きます。
二股の分岐点に差し掛かったら、まずは少し登り坂になっている左の道を選びましょう。
そうすると、ちょっとしたハイキング気分が味わえる自然豊かな道となります。
「相差と鯨」の関係性って?
漁師や海女さんが信仰する青峰山正福寺に所縁があります。相差の浜に鯨の背に乗って現れたのが、ご本尊に祀られる十一面観音菩薩だったという伝説があるんですよ。
木々から覗く大海原は圧巻ですよ。
天気が良い日には富士山を望める「富士見台」を目指すのも良いですね。
こんなところに小屋が・・断崖にある「海女小屋 相差かまど」
ちょっとしたハイキング気分を味わった後は、来た道を少し戻ります。
二股の分岐点まで戻ってきたら、左へ曲がり階段を下りましょう。
するとトタン屋根が見えてきます。
階段を下りきり、その建物を覗き込んでみると・・・全貌が明らかになります。
実は建物の正体は・・・「相差かまど 海女小屋 おぜごさん」。
現役の海女さんが新鮮な魚介を振舞ってくれる小さなお店なんです。
「相差かまど 海女小屋 おぜごさん」の紹介
住所:三重県鳥羽市相差町(鯨の岬あたり)
石神さんからのアクセス:車で1分、徒歩で1分程度
公式WEB:https://osatsu.org/
コメント:ご利用は8名まで可能。実際に漁で使う道具なども展示されており、海女さんから詳しいお話を聞くこともできます。海女小屋内から海も一望でき、贅沢なひと時を過ごせます。
現役海女さんに料理を振舞ってもらって、お話も聞ける体験は本当に特別ですよね。
海女小屋の目の前に階段があるので、磯散策も楽しめますよ。
ちなみに9名以上の団体で海女小屋を体験したい場合は、
にて受け入れが可能ですよ。
ハードなスポット巡りに疲れたら・・・
知らない土地を訪れたら、できる限り知らないスポットを巡りたいと思うものです。
若さに身を任せてハードなスケジュールを見事にこなすのも旅の醍醐味でしょう。
旅を終えた時はもうクタクタ・・・・
ただハードな旅行ばかりを繰り返していくと、身体が持たないかもしれません。
今回紹介した散策スポットのように、地域でゆったりとした時間を過ごす旅行も良いと思いませんか?
あなたがもし、伊勢志摩旅行をまさに考えているのであれば、1日は「ゆったり旅行の日」を設けてみてくださいね。