三重県ではスーパーやコンビニ、自動販売機でお馴染みのダイドードリンコさん。
子どもの頃はコーヒーを飲むことはありませんでしたが、父親が定番のダイドーコーヒーを片手に仕事をしている姿がとても印象的でした。
今では自分がコーヒーを飲むようになり、感慨深いものがあります。
さて、そんなダイドードリンコさんから、三重県民にとって嬉しいニュースが飛び込んできました。
嬉しいニュースとは、2019年9月2日に三重県内のみに販売を限定した「ダイドーブレンド 三重まろやか カフェオレ」を発売されたことです。ダイドードリンコさんにとって、特定の地域のみに新商品を販売するのは極めて異例だそうで、とても興味津々。これは手に入れないとと僕の琴線は刺激を受けました。
特に気になるのは味わいも去ることながら、缶のパッケージです。イラストが三重県愛にあふれていて、要チェックなんです。
本記事では、道の駅 パーク七里御浜(ちなみに2本目は道の駅 海山)で手に入れた「ダイドーブレンド 三重まろやか カフェオレ」のご紹介と缶に記されたイラストが三重県のどの地域をさすのかを検証・解説していきます。
ダイドーブレンド 三重まろやか カフェオレ 発売のきっかけ
発売に至ったきっかけは、ダイドードリンコさんの社内でアイデアを募るアワードだったそうです。
きっとこんな感じ(※.想像です)
ダイドー偉い人「さて・・・今年のアワードはどないしよか。誰か、何かええアイデアはあらへんか?」
出席者A「なぁ提案してみれば。」
出席者B「あかんあかん、何も思い浮かばへん。」
・・・スッ(手を挙げる動作音)
出席者たちの視線が集まる。視線の先にいたのは、三重県の営業担当者 Xさん。
三重県の敏腕 営業担当者Xさん「私は・・・三重県のお客さまに感謝の気持ちを表した、特別なブレンドを販売したいです。」
ダイドーの偉い人「ほほう、おもろいやないか。三重県は缶コーヒーの販売構成比も高いし、詳しく話を聞こか。」
三重県の敏腕 営業担当者Xさん「まず販売エリアなんですが・・・」
というやりとりがあり、発売に至りました。※.大切なのでもう一度、想像です。
ダイドーブレンド 三重まろやか カフェオレの味わいや内容
味わいは?
口当たりはとてもまろやかで、ミルクや生クリーム感をとても感じるカフェオレです。珈琲豆はアラビカ種を中心にして5種類の焙煎豆がブレンドされています。
内容
- 容量 185g
- 販売価格 130円(税込)
- 原材料名:牛乳、砂糖、コーヒー、調整クリーム、クリーム/乳化剤、カゼインNa
- アレルギー特定原材料:乳
栄養成分表示(100gあたり)
- エネルギー:46kcal(1本あたり85kcal)
- たんぱく質:0.8g
- 脂質:1.1g
- 炭水化物:8.3g
- 食塩相当量:0.10g
- リン:21mg
- カリウム:78.7mg
- カフェイン:42mg
ダイドーブレンド 三重まろやか カフェオレのイラストを検証・解説
ダイドーブレンド 三重まろやか カフェオレに描かれた「表も裏も楽しめるイラスト」。各イラストが三重県の一体何を示しているのか、両面を検証・解説していきましょう。
まずは正面イラスト
- 鳥居
- ラテアートの三重県
鳥居で連想するのは、やはり三重県伊勢市の「伊勢神宮」ですね。もちろん、伊勢神宮の鈴鹿市の「椿大神社」や大紀町の「頭之宮四方神社」など、三重県各地に点在する神社を神明鳥居で表現しているのかもしれません。
ラテアートの三重県も素敵です。各都道府県の形は、実際に暮らす人だからこそ馴染みがあるんですよね。三重県限定販売だ!というのがイラストで伝わってきますよね。
さらに三重県にちなんで、「3」が隠れているのではないでしょうか?
- 珈琲豆が3粒
- ◎半円が3つ
- 山を縦にすると3に見える
そして裏面イラスト
裏面はとても三重県各地のイラストであふれています。中央の三重県の形を囲むようにして描かれたイラストが何を表しているのか、以下に検証してみました。
三重県の上部先端から右回り
- 日永うちわ(四日市市)
- 鈴鹿サーキット(鈴鹿市)
- ホンダ車(鈴鹿市)
- 伊勢神宮(伊勢市)
- 英虞湾(志摩市)
- 伊勢海老(伊勢志摩、南三重)
- アコヤ貝/真珠貝(伊勢志摩)
- 熊野古道(玉城町〜紀宝町)
- みかん(南伊勢町、南三重)
- 伊賀組紐(伊賀市、名張市)
- 手裏剣/忍者(伊賀市、名張市)
- テレビ/シャープ(亀山市、多気町)
- 四日市コンビナート(四日市市)
と推測します。伊勢海老やみかんなどは、対象地域が広いので広域地名にしています。
また◎の半円3つは、「青海波(せいかいは)」で伊勢型紙(鈴鹿市)の模様を、山は御在所岳(菰野町)や竜ヶ岳(いなべ市)を表しているのかもしれませんね。
イラストの検証を終えて
検証を終えて、一つ気づいたことがあります。それは、観光地や特産とされるもの以外もイラスト化されている点です。
- ホンダ車(鈴鹿市)
- テレビ/シャープ(亀山市、多気町)
- 四日市コンビナート(四日市市)
四日市コンビナートは夜景スポットとしても有名ですが、車とテレビのイラストはとても印象的です。
これまた推測ですが、もしかしたらイラストの中に普段からダイドードリンコを愛している地域が反映されているのかもしれませんね。
ダイドーブレンド 三重まろやか カフェオレを飲んでニッコリしよう
味わいもイラストも存分に楽しめた「ダイドーブレンド 三重まろやか カフェオレ」。
三重県限定販売のため、いつまで飲めるかは不明ですので、自動販売機で見かけたら、ぜひ購入してみて飲んでみてください。飲む時は、表と裏のイラストも眺めて楽しんでみてくださいね。