伊勢と聞いて、伊勢神宮と並んで思い浮かべるのが「赤福餅」という方も多いのではないでしょうか。和菓子の代名詞とも言えるその存在感は、全国の餅好き・あんこ好きに長く愛され続けています。
やわらかなお餅に、なめらかなこし餡を重ねた伝統の味は、伊勢神宮参拝後にぴったりのご褒美。一口頬張れば、上品な甘さとやさしい食感にほっと癒されること間違いなしです。
本記事では、赤福餅の魅力や商品の内容、購入できるお店情報をご紹介します。伊勢神宮を訪れる際には、ぜひ手に入れてみてください。
ふわり、なめらか「赤福餅」とは?

赤福餅は、柔らかなお餅をこし餡で包みこんだ、シンプルながら奥深い和菓子です。あんこの表面は、五十鈴川の清流を模した波のような模様が描かれ、白いお餅は川底の小石を表現しています。見た目の美しさも相まって、まさに伊勢の誇る名物餅です。
赤福餅の本店はどこにある?

本店は伊勢神宮内宮のおかげ横丁にあります。五十鈴川のほとりというロケーションも風情たっぷり。ここでは、職人の手作業でつくられた出来立ての赤福餅と、温かいほうじ茶などがいただけます。
項目 | 内容 |
---|---|
店名 | 赤福 本店 |
公式Webサイト | 公式サイトはこちら |
住所 | 三重県伊勢市宇治中之切町26番地 |
営業時間 | 5:00~17:00(季節により変動あり) |
定休日 | 年中無休 |
電話番号 | 0596-22-7000 |
駐車場 | 近隣に有料駐車場あり |
アクセス方法 | 伊勢市駅からバスで約20分、「内宮前」下車徒歩すぐ |
特記事項 | 季節限定商品やイベント情報は公式サイトをご確認ください。 |
赤福餅の種類は色々、お土産にぴったり!



定番の折箱(8個・12個・20個)や、配りやすい3個入りの銘々箱(めいめいばこ)、要予約の「甑(こしき)」など、多彩なラインナップが揃っています。
持ち運びには「水平厳守」!傾けると崩れてしまうため、お持ち帰りのタイミングにもご注意ください。
販売価格の目安
銘々箱 2個入り:400円(税込)、折箱 8個入り:900円(税込)
※.販売価格は参考の目安としていただき、最新情報は各お店様のSNSなどを参照ください。
消費期限は?
製造日含む3日間です。
伊勢だよりで伊勢の豆知識GET


赤福餅の箱の中には、その日の「伊勢だより」が1枚入っています。赤福のことや伊勢神宮にまつわる文化、歴史、観光情報を紹介していますので、その日だけの特別な豆知識を、知って・学んで・楽しめます。
赤福餅はどこで買えるの?

販売場所としては、
- 本店・内宮前支店・五十鈴川店など直営店
- 伊勢市駅、宇治山田駅などの駅売店
- コンビニ(ファミリーマートなど)
- 名古屋(ジェイアール名古屋タカシマヤ店など)や神戸(神戸阪急店)など
など。三重県外では、愛知・岐阜・大阪・京都・兵庫・滋賀・奈良で赤福餅を購入できます。また、東京などの遠方では9月頃から期間限定の催事販売もありますよ。販売エリアや催事出店情報は赤福公式Webサイトをチェックしてみてください。
赤福の季節限定メニューも要チェック

赤福の魅力は定番の赤福餅だけではありません。季節を感じるラインナップも人気です。


夏は赤福氷(かき氷+赤福のあん&お餅)、冬は赤福ぜんざい(お土産タイプもあり)、毎月1日に販売される「朔日餅(ついたちもち)」と、いつ訪れても楽しめますよ。

筆者は毎年、冬の初詣に赤福ぜんざいを食べるのが恒例です。夏は友人と赤福氷をシェアして楽しみます。
赤福餅を味わうのは伊勢旅の醍醐味です

赤福餅は、ただのお土産ではなく、「伊勢の時間」を感じる和菓子です。本店での一服も、駅でのテイクアウトも、旅の記憶にきっと残ります。伊勢旅の思い出に、赤福餅を。伊勢で食べるからこその上品な甘さと美しい佇まいが、旅の記憶にそっと彩りを添えてくれるはずです。
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