年に一度は必ず訪れる場所があります。三重県志摩市の安乗地区です。今年のきっかけは撮影の仕事でしたが、実はもうひとつ、個人的な理由もあります。

それが、安乗地区にある神社で授かる「波乗守(なみのりまもり)」。白いお守りにサメのマークが印象的で、長年、松阪もめんのキーケースにつけるのが定番になっています。そのため、定期的にお守りを交換すること自体が、安乗を訪れる恒例行事となりました。
安乗神社でお守りを交換したあとは、必ず立ち寄る場所があります。それが上田商店 きんこ芋カフェです。
絶景の断崖に建つ、きんこ芋スイーツやグルメを味わえるお店

きんこ芋カフェがあるのは、安乗埼灯台のすぐそば。断崖絶壁が続くエリアで、風の強い日には、海の荒々しさをダイレクトに感じられる伊勢志摩らしい場所です。

全国には「登れる灯台」がいくつかありますが、三重県には2か所あります。それが安乗埼灯台と大王埼灯台。実はどちらも志摩市にある灯台です。訪れた日も灯台に登り、上からの景色を楽しみました。
灯台からの景色に目を奪われる一方で、驚いたのが「きんこ芋カフェ」の人気ぶり。日曜日ということもあり、店内は多くの来店客で賑わっていました。観光の目的が、灯台以上に「きんこ芋カフェ」だと感じられるほどでした。
カフェ・軽食・お土産処が一体になったオシャレ空間

店内は開放感のあるガラス張りで、伊勢志摩の海の景色を眺めながら、ゆっくり過ごせる造りになっています。カフェ利用はもちろん、軽食、さらにきんこ芋の商品まで購入できる、複合的な運営スタイルです。

定番は、やはりきんこ芋パフェ。志摩の冬の風物詩とも言えるきんこ芋を、デザートとしてしっかり味わえる一品で、多くの観光客が注文していました。そんな中、今回とくに印象に残ったのが、食事メニューの「きんこ芋を使ったスパイスカレー」です。
きんこ芋×スパイスの意外な組み合わせ「きんこ芋スパイスカレー」

以前の訪問時には見かけなかったきんこ芋を使ったカレーメニュー。きんこ芋入りごはんにスパイスカレーを合わせたプレートで、デザートのイメージが強いきんこ芋を、食事として楽しめるのが新鮮でした。


ホクホクとしたきんこ芋とスパイスの組み合わせは意外にも相性がよく、「きんこ芋カフェならでは」のメニューだと感じます。さらに、このカレーは「ダムカレー」としても認定されており、ダムカードなるアイテムもいただけました。煮切り干しで柔らかな干し芋としてきんこ芋を食べたことがあっても、食事として味わう機会はなかなかないため、とても新鮮な体験でした。
きんこ芋はもちろん、お土産におすすめなのが「芋蜜」

個人的にお土産としておすすめしたいのが、濃厚な芋蜜です。志摩のきんこ芋は「煮切り干し」という伝統製法で作られており、蒸して干す製法とは異なります。その工程の中で生まれるのが、この芋蜜です。

芋を煮ることで自然に抽出される蜜を瓶詰めしたもので、原料は芋100%。きんこ芋パフェにも使われており、その味わいが気に入った方には、ぜひ購入して持ち帰ってほしい一品です。ヨーグルトやアイスクリームにかけるのはもちろん、パンなどと合わせても相性が良く、家庭でもきんこ芋の味わいを楽しめます。
志摩市に来たなら目指したい「きんこ芋カフェ」|アクセス時は安全運転で

最後に、安乗埼灯台やきんこ芋カフェを目指す際の注意点をお伝えします。きんこ芋カフェへ向かう道は、ところどころ狭く、対向車が来ると少し緊張する場面もあります。「この道で合っているかな?」と不安になるかもしれませんが、そのまま進めばきちんと辿り着けます。
安全運転を心がけつつ、安乗埼灯台を目指して向かってみてください。
たどり着いた先には、絶景の灯台、きんこ芋スイーツ、そして食事メニューまで揃った上田商店 きんこ芋カフェが待っています。伊勢志摩を訪れる際には、ぜひ安乗まで足を延ばしてみてください。
きんこ芋工房 上田商店 灯台カフェ 基本情報

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 店舗名 | きんこ芋工房 上田商店 灯台カフェ |
| 所在地 | 三重県志摩市阿児町安乗794-1 |
| 場所 | 安乗埼灯台すぐ横 |
| 営業時間 | 10:00〜16:00(L.O.15:30) |
| 定休日 | 不定休 |
| 駐車場 | 安乗埼灯台駐車場利用 無料 |
| 主な内容 | きんこ芋スイーツ・食事・お土産 |
| 公式サイト | https://uedashoten.jp/ |
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