鳥羽観光スポット ガリバー滑り台 綺麗な目線の先は？検証してみた

鳥羽市民の森公園のガリバーを知っていますか？

それはそれは、大きな大きなガリバー姿の滑り台なんです。地元民は鳥羽市民の森公園を、ガリバー滑り台がある公園「通称 ガリバー公園」と呼んでいます。

2019年になり新しく塗り直されて、綺麗になったガリバーは今日も元気に子どもたちの遊び場になっている・・・と思うんですが、僕が行く日はあまり人がいなくて寂しい風景なんです。

ガリバーの姿もどこか寂しい感じに見えてきました。一目見た時から気になったガリバー。そんな時、ふと

「ガリバーは一体どこを見ているのだろう」

と気になってきました。

ガリバーの目線の先には何があるのか・・・・

疑問を解決するため、調査してきます！

鳥羽に「ガリバー滑り台」ができた経緯

「ガリバー旅行記」はアイルランドの風刺作家ジョナサン・スウィフトが執筆した風刺小説(Wikipedia参照)です。僕が子どものころの記憶をたどると、小人たちに捕まってぐるぐる巻きにされているガリバーの姿が浮かびあがります。原作はもっといろんな国へガリバーが行って、強いメッセージ性のある作品なのだそうですが、今回は触れないでおきましょう。

実は鳥羽のガリバーは

日本と南米を結んでいた移住客船「ぶらじる丸」の甲板に設置されていたモニュメントで、解体の際に鳥羽へ移住してきました。

みえ案内人

おそらく日本⇆中南米を行き交うことから、旅行の代名詞?ガリバーが船体に設置されたんですね。

そう考えると、彼はもともと日本と中南米(ブラジル？)を船の甲板からいつも見据えていたんでしょう。

(写真)2019.4.4鳥羽に寄港したダイヤモンドプリンセス

「ぶらじる丸」の甲板で過ごしていたガリバー

今となっては叶いませんが見てみたいものです。

ガリバー滑り台と僕の出会い

僕がガリバーと出会ったのは、実は最近なんです。お恥ずかしながら、こんなに目立つガリバーなのにずっと気づかず生きてきました。ガリバー・・・ごめんなさい。

僕が初めてガリバーと会った時は、すでにニューガリバーになっていました。出会いのきっかとなったのが、「第8回しろやま嘉隆まつり」で披露した「シャボン玉パフォーマンス」が関係しています。

鳥羽のゲストハウス「かもめnb.」で大きなシャボン玉を作る練習？をしていたところ、

謎の人物X「ニューガリバーのお披露目会があるから、シャボン玉を飛ばしてくれないか？」

とお声がかかったんです。

そして当日のお披露目会で、ニューガリバーに出会いました。

「鳥羽になんでガリバー？いやそんなことより、こいつでかいぞ!」

と気持ちが高ぶりました。

みえ案内人

当日はどしゃ降りで、シャボン玉はあまりうまく飛ばせず・・・今では良い思い出です。

ガリバーの目線の先

ガリバーにはちょっと失礼して、青い目の前にカメラをタイマーで設置して、写真を撮ってみました。

目線の先には・・・・

大きな建物が!?一体あの建物はなんだ?

お気付きのひとも多いかも知れません。その正体とは・・・

「鳥羽ショッピングプラザハロー」です。(やろうな!という声が少なからず聞こえてくる。)

立体駐車場からガリバーを見てみました。

目線が合う！・・・気がします。

ここでもう一つ仮説を立てました。

もしかして・・・ガリバーは「鳥羽ショッピングプラザハローよりももっと遠くを見据えている」のではないか？

GoogleMAP便利機能の直線距離測定で、ガリバーの目線を追ってみました。

結果は

→南伊勢町奈屋浦あたり

ガリバー「河村瑞賢さん、こんにちは」

→紀北町・尾鷲市あたり

ガリバー「熊野古道伊勢路を歩いてみたい」

→和歌山県北山村あたり

ガリバー「日本唯一の飛び地に行ってみたい」

→和歌山白浜町

※.写真は志摩市の「いちご浜」

ガリバー「白浜のビーチで泳ぎたい」

→鹿児島県の種子島あたり

ガリバー「私もいつか宇宙へ・・・」

→鹿児島県の屋久島

※.写真は伊勢市の「月読宮」

ガリバー「縄文杉を見てみたい」

→台湾あたり

ガリバー「タピオカミルクティを飲みたい」

こんな感じです。

もしガリバーが遠くを見据えていた場合の気持ちは僕が代弁してみました。※.少しのズレで直線が変わるので、精度は保証できません。

みえ案内人

僕としては中南米を見ている可能性を推測しましたが、ちょっと自信を持って提示ができず。無念です。

ガリバーは「鳥羽ショッピングプラザハローよりももっと先を見据えている」説は、ちょっと結論として弱くなりそうなのでここで棄却しておきます。

結論：ガリバーの目線の先にあるのは・・・

「鳥羽ショッピングプラザハロー」だった。(やろうな!という声がまた聞こえてくる。)

では、なぜガリバーが「鳥羽ショッピングプラザハロー」を見ているのかを考えてみましょう。

それはきっと・・・・

ガリバー「買い物ついでに私(ガリバー滑り台)で遊んでほしいな」

と子どもたち、昔は子どもだった大人たちに訴えているのかもしれません。

ガリバー「私は綺麗になって、威圧感は減ったよ。親しみやすくなったよ。遊びにきてよ。」

確かに昔のガリバーは怖かったと僕も思います。

※.Google検索「ガリバー 鳥羽」で昔のガリバーの姿がヒットしますよ。気になる方は検索してみてくださいね。

でも・・・今は違う!色鮮やかなニューガリバーです。

まだニューガリバーで遊んでない子どもも昔遊んだ大人たちも・・・ぜひ、遊びに行ってみてくださいね。

番外編：ガリバー滑り台で遊んでみた

※.ガリバーの「手のひら」から子どもが滑って遊ぶ際は、念の為に下の出口で見守ってあげてくださいね。

鳥羽市民の森公園「ガリバー公園」へのアクセス方法