最近、鳥羽港にクルーズ船がよく来ているな。
そう思い、ちょっと調べてみると2025年の三重県・特に鳥羽市ではクルーズ船の受け入れに力を入れていることがわかりました。なんと、鳥羽港には現時点のスケジュールで9種類の大型客船が停泊予定となっています。
伊勢志摩地域にお住まいの方や、観光で訪れる方にとって、様々な巨大なクルーズ船が間近で見られるチャンスです。当記事では、地元民の視点から、クルーズ船の入港スケジュールや見学の楽しみ方をわかりやすくお届けします。
2025年4月時点のスケジュール 全9種類 巨大なクルーズ船を見られるチャンス!

船名 | 寄港日 | 入港時間 | 出港時間 | 寄港地 |
シーニック・エクリプスⅡ | 2025年5月2日(金) | 8:00 | 18:00 | 鳥羽港 |
バイキング・エデン | 2025年5月5日(月) | 8:30 | 17:00 | 鳥羽港 |
ダイヤモンドプリンセス | 2025年5月7日(水) | 7:00 | 16:00 | 鳥羽港 |
MITSUI OCEAN FUJI | 2025年5月12日(月) | 8:00 | 17:00 | 鳥羽港 |
バイキング・エデン | 2025年5月13日(火) | 8:30 | 17:00 | 鳥羽港 |
ヘリテージアドベンチャラー | 2025年5月16日(金) | 7:45 | 18:00 | 大矢浜防波治場 |
シーニック・エクリプスⅡ | 2025年5月18日(日) | 12:00 | 19:00 | 鳥羽港 |
バイキング・エデン | 2025年5月21日(水) | 8:00 | 17:00 | 鳥羽港 |
シーニック・エクリプスⅡ | 2025年5月22日(木) | 8:00 | 14:00 | 鳥羽港 |
Le Soleal(ル・ソレアル) | 2025年5月23日(金) | 12:00 | 20:00 | 鳥羽港 |
バイキング・エデン | 2025年5月29日(木) | 8:00 | 16:00 | 鳥羽港 |
バイキング・エデン | 2025年6月8日(日) | 8:00 | 17:00 | 鳥羽港 |
にっぽん丸 | 2025年7月3日(木) | 8:00 | 17:00 | 浜島港 |
にっぽん丸 | 2025年8月2日(土) | 8:00 | 17:00 | 鳥羽港 |
にっぽん丸(鵜殿花火大会と徳島クルーズ) | 2025年8月17日(日) | 9:00 | 11:00 | 四日市港 |
飛鳥Ⅱ | 2025年8月19日(火) | 7:00 | 17:00 | 鳥羽港 |
飛鳥Ⅱ | 2025年8月18日(月) | 7:00 | 17:00 | 鳥羽港 |
ダイヤモンドプリンセス | 2025年8月26日(火) | 7:00 | 16:00 | 鳥羽港 |
飛鳥Ⅲ | 2025年9月10日(水) | 7:00 | 17:00 | 鳥羽港 |
ダイヤモンドプリンセス | 2025年9月19日(金) | 10:00 | 18:00 | 鳥羽港 |
飛鳥Ⅱ | 2025年9月27日(土) | 7:00 | 17:00 | 鳥羽港 |
ダイヤモンドプリンセス | 2025年10月9日(木) | 7:00 | 17:00 | 鳥羽港 |
にっぽん丸 | 2025年11月11日(火) | 9:00 | 16:00 | 鳥羽港 |
ダイヤモンドプリンセス | 2025年11月26日(火) | 7:00 | 16:00 | 鳥羽港 |
ダイヤモンドプリンセス | 2026年3月5日(木) | 7:00 | 16:00 | 鳥羽港 |
クルーズ船は朝7時~12時ごろに入港し、14時~19時ごろまでに出港するようです。
お昼ごろに行けば、かなりの確率で船を見ることができます。ただし、天候によっては予定が変更となる場合もあるため、最新の入港・出港情報は鳥羽市の公式サイトや港湾スケジュールなどでチェックしましょう。
どんなクルーズ船が停泊するの?船籍国・船の大きさ・特徴をまとめてみました

参考までに9隻のクルーズ船に関して、船籍国・船の大きさ(総トン数)・特徴を以下、AIを活用して各船の概要を簡潔にまとめました。
1.シーニック・エクリプスⅡ(Scenic Eclipse II)
- 船籍国:バハマ
- 総トン数:約17,545トン
- タイプ:超高級探検型クルーズ船(ディスカバリー・ヨット)
- 特徴:ヘリコプターや潜水艇を搭載した海上の高級ホテル。世界でも数少ない本格探検型ラグジュアリー船。
2.バイキング・エデン(Viking Eden)
- 船籍国:ノルウェー
- 総トン数:約47,800トン(推定)
- タイプ:中型・プレミアムクルーズ船(バイキング・オーシャン・シリーズ)
- 特徴:静かで落ち着いた子どもNGの大人向け船旅。北欧デザインで統一された落ち着きのある洗練された空間が魅力。
3.ダイヤモンド・プリンセス(Diamond Princess)
- 船籍国:イギリス(ロンドン)
- 総トン数:約115,875トン
- タイプ:大型クルーズ船(プリンセス・クルーズ所有)
- 特徴:日本仕様の設備が整った人気の大型船。展望大浴場や和食ダイニングもあり、初心者にもおすすめ。
4.MITSUI OCEAN FUJI(旧セブンシーズ・マリナー)
- 船籍国:バハマ(予定)
- 総トン数:約48,000トン(予定)
- タイプ:ラグジュアリー中型船(三井不動産グループが再設計)
- 特徴:全室スイート+和モダン設計。日本生まれの“新しいおもてなし型ラグジュアリー船として注目の存在。
5.ヘリテージ・アドベンチャラー(Heritage Adventurer)
- 船籍国:パナマ
- 総トン数:約8,378トン
- タイプ:小型探検船(元ロシアの調査船ベース)
- 特徴:極地航行も可能な本格派。自然観察やリモートエリア訪問を重視する冒険志向のクルーズにぴったり。
6.Le Soleal(ル・ソレアル)
- 船籍国:フランス
- 総トン数:約10,992トン
- タイプ:フランスのラグジュアリー探検船(ポナン社)
- 特徴:スタイリッシュな内装と静かな船内。極地から南仏まで、世界中を旅する“動くブティックホテル”。
7.にっぽん丸
- 船籍国:日本(横浜)
- 総トン数:約22,472トン
- タイプ:日本のプレミアム客船(商船三井客船)
- 特徴:おもてなしと食事に定評あり。日本人の感性に寄り添ったクルーズ体験が人気。
8.飛鳥Ⅱ(Asuka II)
- 船籍国:日本(横浜)
- 総トン数:約50,444トン
- タイプ:日本最大級の客船(郵船クルーズ)
- 特徴:和洋折衷の上品な空間と優雅なサービス。長期クルーズや世界一周航海にも用いられる「海の上の豪華旅館」。
9.飛鳥Ⅲ(Asuka III)
- 船籍国:日本(予定)
- 総トン数:約52,200トン(予定)
- タイプ:2025年就航の最新日本船(Asukaブランド継承)
- 特徴:環境配慮型の次世代客船。現代のニーズに応えたサステナブル×ラグジュアリーな日本型クルーズの象徴。
クルーズ船は見学するだけでも楽しい 鳥羽観光と合わせてどうぞ

停泊しているクルーズ船を眺めるだけでも、とても見応えがあってちょっとした非日常感が味わえます。おすすめの見学スポットは鳥羽マリンターミナル&鳥羽遊覧船or定期船です。巨大な船体と港の風景がセットで楽しめますよ。
双眼鏡や望遠レンズを持っていくと、さらに楽しめます。
クルーズ船が来ても、上陸できない?風や波の影響に注意
実はクルーズ船は、鳥羽港に直接横付けされるわけではなく、沖に停泊した後、小型船(テンダーボート)で乗客を陸へ運びます。
そのため、風が強い日や波が高い日には、乗客が上陸できないケースもあります。特にSNSでは、「せっかく準備したのに降りられなかった…」という声も見かけます。遠くから眺める分には十分楽しめますが、おもてなしの準備をしていた地元としては、悔しいところです。
クルーズ船見学は気軽に楽しめる非日常体験

鳥羽港に入るクルーズ船を見に行くのは、
- 旅気分を味わいたい地元民
- 伊勢志摩観光と合わせて旅を充実させたい観光客
どちらにとっても楽しめる注目イベントです。しかも眺めるのは無料!季節ごとの港の景色と、世界各国のクルーズ船を間近に見て、鳥羽で美味しいランチでも食べる。そんな穏やかでリフレッシュできそうな時間が流れます。そして、自分もクルーズ船の旅へ...そんな未来の計画を思い描いてしまいます。2025年は、ぜひ、クルーズ船と鳥羽湾の景色を眺めに鳥羽マリンターミナルへ足を運んでみてくださいね。