〜前回までのあらすじ
鳥羽市浦村での漁師さんへの取材でいただいた獲れたてのメカブ付き巨大ワカメ。
サンタクロースよろしく!な大きな袋が合計で3袋もいただいてしまった。
「みんなにも配ったってな。」の漁師さんの一言を思い出し、ジャケットを脱いで現れたウラムラマン。
鳥羽なかまちと伊勢に出現し、浦村(ワカメ)で笑顔をお届け!初仕事をやり遂げた。
しかし、まだウラムラマンには成し遂げなければいけないことがある。そう・・・自宅用に鳥羽産ワカメを調理加工して、美味しくいただくというミッションだ。
前回の記事はこちらから↓
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鳥羽市浦村産ワカメで鳥羽なかまちを笑顔に。ウラムラマン初出動!
漁師さん「ワカメを持ってって。良かったら、みんなに配ったってな。」 三重県の伊勢志摩地域では、豊富な海の幸で有名です。海の王様「伊勢海老」やプリプリの牡蠣などはとても有名ですが、僕たちの生活を支えてく ...
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メカブとワカメと茎をどう分けるか・・・試行錯誤の末に辿り着いた答えとは?
![メカブ付き 鳥羽市浦村産ワカメ](https://mie-hamaji.com/wp-content/uploads/2020/04/メカブ付き-鳥羽市浦村産ワカメ.jpg)
まずはメカブを取り分けていこう。
メカブを調理する時の心得・・・それは、水洗いや湯通しする前に切り分けておくこと!
「海女さんに教えてもらったんよ。」とクボクリキッチン N3coffeeの直美さんからアドバイスをもらっているので準備万全です。
![鳥羽市浦村産ワカメ メカブ](https://mie-hamaji.com/wp-content/uploads/2020/04/鳥羽市浦村産ワカメ-メカブ.jpg)
波打つ「ミミ」と「茎(くき)」にわけましょう。
![鳥羽市浦村産ワカメ メカブ3](https://mie-hamaji.com/wp-content/uploads/2020/04/鳥羽市浦村産ワカメ-メカブ3.jpg)
Before
![鳥羽市浦村産ワカメ メカブ4](https://mie-hamaji.com/wp-content/uploads/2020/04/鳥羽市浦村産ワカメ-メカブ4.jpg)
after ちょっと雑なのはご愛嬌ということで。
メカブの下処理は特に問題なさそうです。とりあえず、切り分けたメカブと茎は水洗いして、ボールに避けておく。
そして、問題は次です。
巨大なワカメと茎をどう分けていくか・・・包丁?は切りにくい!と即投げ出しました。
![ワカメを綺麗にはずすやつ](https://mie-hamaji.com/wp-content/uploads/2020/04/ワカメを綺麗にはずすやつ.jpg)
(漁師さんところでは、彫刻刀みたいなの使ってたなぁ。うちにないよなぁ。)
そうか・・・ハサミ、キッチンばさみがあるじゃないか。
![鳥羽市浦村産ワカメ ハサミで切る](https://mie-hamaji.com/wp-content/uploads/2020/04/鳥羽市浦村産ワカメ-ハサミで切る.jpg)
シャキン。ジョニーデップよ我に乗り移れ・・・
・・・うん、無理。やりにくい。どうしたものか。
そうして、辿り着いた答え。料理人の土井さんが確か言っていた(大泉洋さんがモノマネしていた言葉だったような)。
食材は手でちぎればいいって。
![鳥羽市浦村産ワカメ 手でちぎる](https://mie-hamaji.com/wp-content/uploads/2020/04/鳥羽市浦村産ワカメ-手でちぎる.jpg)
掴んで。
![鳥羽市浦村産ワカメ 荒々しいわかめ茎](https://mie-hamaji.com/wp-content/uploads/2020/04/鳥羽市浦村産ワカメ-荒々しいわかめ茎.jpg)
ちぎって。
![鳥羽市浦村産ワカメ 荒々しいわかめ](https://mie-hamaji.com/wp-content/uploads/2020/04/鳥羽市浦村産ワカメ-荒々しいわかめ.jpg)
どん!
早い、早すぎる。
大量にあるワカメを前にシザーハンズの主人公のようにハサミを持って、うつむいていた僕に光が差しました。
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一瞬の変化に目を見開く!鮮やかな色に一目惚れ注意
![お湯はり](https://mie-hamaji.com/wp-content/uploads/2020/04/お湯はり.jpg)
鳥羽産ワカメを破いている間に、鍋のお湯もグツグツと沸いてきました。
メカブ、ワカメ、茎と分けて水洗いを終え、やっと次のステップに。
ここがワカメ調理の見せ場です。
タスケテ・・クック○ット!で調べたところ、湯通しするそれぞれの時間は
- ワカメ 5秒〜10秒
- メカブ 10秒
- 茎 30秒
とのこと。タイマーをセットして、さっそくワカメから「湯通し」してみます。
![鳥羽市浦村産ワカメ 湯通し1](https://mie-hamaji.com/wp-content/uploads/2020/04/鳥羽市浦村産ワカメ-湯通し1.jpg)
瞬き厳禁!一瞬の早変わり。
えっ・・・お湯に鳥羽産ワカメがザブンと浸かったほんの一瞬で、色が!鮮やかな緑が!
![鳥羽市浦村産ワカメ 湯通し2](https://mie-hamaji.com/wp-content/uploads/2020/04/鳥羽市浦村産ワカメ-湯通し2.jpg)
綺麗・・わかめ。
![鳥羽市浦村産ワカメ 茎も湯通し](https://mie-hamaji.com/wp-content/uploads/2020/04/鳥羽市浦村産ワカメ-茎も湯通し.jpg)
茎も鮮やかな緑に
![鳥羽産湯がいたワカメを冷やす](https://mie-hamaji.com/wp-content/uploads/2020/04/鳥羽産湯がいたワカメを冷やす.jpg)
そして、即・・水で冷やす!
危ない危ない。理由はしっかりと理解していませんが、湯がき過ぎはよくありません。
鮮やかな緑に見惚れていると、数10秒の調理時間に遅れをとってしまう危険と隣り合わせです。注意してください。
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お次は・・・メカブ!メカブももちろん・・・
![鳥羽市浦村産ワカメ メカブ 湯通し1](https://mie-hamaji.com/wp-content/uploads/2020/04/鳥羽市浦村産ワカメ-メカブ-湯通し1.jpg)
おお、綺麗。そして何かテカテカしてます。
![鳥羽市浦村産ワカメ メカブ 湯通し2](https://mie-hamaji.com/wp-content/uploads/2020/04/鳥羽市浦村産ワカメ-メカブ-湯通し2.jpg)
輝くメカブ・・あっという間に10秒!
![鳥羽市浦村産ワカメ メカブ 湯通し冷やす](https://mie-hamaji.com/wp-content/uploads/2020/04/鳥羽市浦村産ワカメ-メカブ-湯通し冷やす.jpg)
そして即、水で冷ます!
![鳥羽市浦村産ワカメ メカブ 湯通し完](https://mie-hamaji.com/wp-content/uploads/2020/04/鳥羽市浦村産ワカメ-メカブ-湯通し完.jpg)
メカブ・・・美しい。
しまった・・・メカブ調理の注意すること。
![鳥羽市浦村産ワカメ メカブ ぬめり2](https://mie-hamaji.com/wp-content/uploads/2020/04/鳥羽市浦村産ワカメ-メカブ-ぬめり2.jpg)
・・・なんじゃこりゃぁ!
![](https://mie-hamaji.com/wp-content/uploads/2022/10/mieannainin_8.png)
![N3コーヒー 直美さん](https://mie-hamaji.com/wp-content/uploads/2020/04/N3コーヒー-直美さん.jpg)
N3coffee直美さん「水洗いする前に切り分けておくんやよ。」
・・・・・
・・・・・
そうか!湯がく前に切り刻んでおくのが正解なのか!
でも、そうは言ってもネバネバでも切れるでしょとふぅやらやれ・・・とスラダンの流川くんばりのため息をついて、包丁で綺麗に刻もうとすると・・・うん、無理だ。
![鳥羽市浦村産ワカメ メカブ なめろう切り](https://mie-hamaji.com/wp-content/uploads/2020/04/-メカブ-なめろう切り-e1586433524121.jpg)
辿り着いたネバネバメカブを切り刻む答え・・それは!?
秘技「なめろう」切り!というより叩き!
柔らかもっちりなメカブは包丁で叩くようにしたらスパッと切れました。※.大きさは雑になります、お許しを。
気を取り直して、次は茎とワカメです!
![鳥羽市浦村産ワカメ メカブ まな板が滑る](https://mie-hamaji.com/wp-content/uploads/2020/04/鳥羽市浦村産ワカメ-メカブ-まな板が滑る.jpg)
あれ、まな板が滑るな。
![鳥羽市浦村産ワカメ 茎を切る](https://mie-hamaji.com/wp-content/uploads/2020/04/鳥羽市浦村産ワカメ-茎を切る.jpg)
Before
![鳥羽市浦村産ワカメ メカブ 茎縦斬り](https://mie-hamaji.com/wp-content/uploads/2020/04/鳥羽市浦村産ワカメ-メカブ-茎縦斬り.jpg)
after ワカメの茎は切ると、何か可愛い。
![鳥羽市浦村産ワカメ 滑るまな板](https://mie-hamaji.com/wp-content/uploads/2020/04/鳥羽市浦村産ワカメ-滑るまな板.jpg)
やっぱりまな板、めっちゃ滑るな。教訓 メカブは最後に調理すべし。
![鳥羽市浦村産ワカメ 忍者茎くん](https://mie-hamaji.com/wp-content/uploads/2020/04/鳥羽市浦村産ワカメ-忍者茎くん.jpg)
切ったワカメの茎も壁にくっついてました。・・・楽しませてくれるじゃないか、ワカメ達。
鳥羽産ワカメにメカブ、茎も・・・さっそくいただきます。
![鳥羽市浦村産ワカメの盛り付け](https://mie-hamaji.com/wp-content/uploads/2020/04/鳥羽市浦村産ワカメの盛り付け.jpg)
ワカメを盛り付け
![鳥羽市浦村産ワカメのメカブと茎](https://mie-hamaji.com/wp-content/uploads/2020/04/鳥羽市浦村産ワカメのメカブと茎.jpg)
メカブと茎も盛り付け
獲れたての鳥羽産ワカメの味わいはいかに・・・
- ワカメはポン酢で
- メカブと茎は醤油と鳥羽糀屋のお母さんのオススメ マヨネーズに和えて
残りは冷蔵・冷凍庫で保存して後日いただくことにします。
では、さっそくいただきましょう!
![鳥羽市浦村産ワカメのポン酢漬け](https://mie-hamaji.com/wp-content/uploads/2020/04/鳥羽市浦村産ワカメのポン酢漬け.jpg)
もっちり、つかみごたえがあります。
ワカメはですね、とにかく弾力がしっかりありながら、そして柔らかい。普段食べるワカメとは食感が格段に違います。
ポン酢に合う!最高です。
![鳥羽市浦村産ワカメのメカブと茎 マヨネーズ醤油和え1](https://mie-hamaji.com/wp-content/uploads/2020/04/鳥羽市浦村産ワカメのメカブと茎-マヨネーズ醤油和え1.jpg)
続いて、醤油とマヨネーズをかけて
![鳥羽市浦村産ワカメのメカブと茎 マヨネーズ醤油和え2](https://mie-hamaji.com/wp-content/uploads/2020/04/鳥羽市浦村産ワカメのメカブと茎-マヨネーズ醤油和え2.jpg)
混ぜて完成!こちらです。
ネバネバ好きにはたまらない、ネバネバネバ感。
鳥羽糀屋のお母さんはかつおぶしも入れるとアドバイスをくれましたが、切らしていたことをここでお詫び申し上げます。でも・・・メカブと茎の醤油マヨネーズ和えって美味しい。
メカブのネバネバにワカメ同様に弾力ある食感、そして茎はコリコリとまた食べていて楽しい。スルスルするっと喉、食道、胃へと入っていくそんな感覚。いや、もう大腸、小腸にまでしまかぜの如く・・・
![](https://mie-hamaji.com/wp-content/uploads/2022/10/mieannainin_7.png)
残りのワカメはパックに入れて・・・冷蔵・冷凍庫へ。そこに待ち受ける鉄の壁。
![鳥羽市浦村産ワカメ 湯通しパック](https://mie-hamaji.com/wp-content/uploads/2020/04/鳥羽市浦村産ワカメ-湯通しパック.jpg)
ふぅ、ひと仕事完了!
湯通しをしたメカブにワカメに茎は、フリーザバッグに綺麗に詰め込みました。しばらくはワカメライフを過ごせそうです。
さて、冷凍庫に入れて・・・・
![冷蔵庫モザイク](https://mie-hamaji.com/wp-content/uploads/2020/04/冷蔵庫モザイク.jpg)
冷凍庫・・・パンパンやないかい!
冷蔵庫もパンパン。少しのスペースを確保したとしても、全部のフリーザバッグは入り切らないという衝撃の事実発覚!
ガッテム!何かを捨てる、いや食べる?冷蔵庫・冷凍庫カーストの最底辺に属している僕は呆然。
・・・
・・・行くか。再び。
![ウラムラマンTシャツ](https://mie-hamaji.com/wp-content/uploads/2020/04/ウラムラマンTシャツ.jpg)
ウラムラマン!出動!
その後、鳥羽産ワカメ湯がき済フリーザバック3袋はウラムラマンの友人宅に届けられた。
めでたしめでたし。
次回につづく?
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