伊勢神宮のお膝元 おはらい町には、古くから現代にいたるまでお伊勢参りに訪れる参拝客をもてなし続ける和菓子店が多くあります。
藤屋窓月堂さんはおはらい町通りにある老舗和菓子屋さんのひとつで、愛され続ける定番和菓子 利休饅頭などで有名です。
そんな老舗和菓子屋の藤屋窓月堂さんから気になるニュースがSNSを通じて僕の耳に届きました。
何でも津市の有名フレンチレストラン ミュゼ ボンヴィヴァンさんとタッグを組み、新ブランド「月と犬」を発表したとのこと。しかも第一弾の商品も同時発表されていて、その名も「干し無花果のどらエピス」。
きっと同じ気持ちの地元民も多いはずです。なので、さっそく発売初日(2020/04/01)に 干し無花果のどらエピスを手に入れてきました。一口いただくと・・・今まで出会ったことのないような香りや味わいが広がりました。
本記事では、ぜひ体験してみてほしい新ブランド「月と犬」の第1弾 干し無花果のどらエピスをご紹介していきます。
干し無花果のどらエピスをさっそく・・いただきます。
そもそもどらエピスって?
どらエピスとは、どら焼きの「どら」フランス語でスパイスを意味する「エピス(épice)」を組み合わせた造語です。
エピス(香辛料)という名の通り、袋を開けてまずフワッと広がる香りに食欲がかきたてられます。袋を開けたらまずは、日本酒やワインのように香りを楽しみましょう。
そして味わいは・・・生地はふわっと柔らかくて、粒あんと干し無花果の甘味と酸味、そしてスパイシーな香辛料が複雑にからみます。干し無花果は白ワインやはちみつで炊かれていて、ちょっと大人な和菓子です。
スパイスも豊富で、
- シナモン
- ジンジャー
- ナツメグ
- カルダモン
- スターアニス
が入ってます。しかも、みりんに醤油も。まさに原材料から和洋折衷です。
新ブランド 月と犬のコンセプトとは?
藤屋窓月堂さんの公式facebookにて、月と犬のコンセプトが説明されています。
ブランド名の月は藤屋窓月堂の一文字で、犬は出口シェフの愛称である野犬シェフからきています。「フランスの片田舎で続く老舗和菓子屋」という架空店舗をブランドイメージとし、藤屋窓月堂の和菓子をベースに、出口直希シェフの料理やワインの技術を生かし、コーヒーやお酒、ワインなどにも合う和菓子を展開していき、多くのお客様に和菓子とフレンチを気軽にたのしんでいただくことを目的とします。
月は藤屋窓月堂さんからなのかなと想像できましたが、犬は出口シェフの愛称 野犬シェフからなんですね。第1弾「干し無花果のどらエピス」に続いて、これから今までにない和菓子が続々と・・新ブランド「月と犬」の第2弾や第3弾が既に気になってます。楽しみです。
干し無花果のどらエピスを購入できるお店は?販売店舗のご案内
最後にどらエピスの販売店舗をご案内します。全部で4ヶ所あります(2020年4月1日時点)。
- 藤屋窓月堂 おはらい町本店(伊勢市)
- 藤屋窓月堂 本館(伊勢市)
- 藤屋窓月堂 宮町(伊勢市)
- ミュゼボンヴィヴァン 津市県立美術館内(津市)
藤屋窓月堂 本館のご案内
店名 | 藤屋窓月堂本館 |
住所 | 伊勢市鹿海町1650-2 |
定休日 | 年中無休 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
電話番号 | 0596-25-1250 |
公式WEB | https://fujiyasogetsudo.amebaownd.com/ |
駐車場 | 6台ほど |
アクセス方法 | 伊勢神宮内宮から車で13分 宇治山田商業高校の近く |
藤屋窓月堂 本館アクセスマップ
ミュゼ ヴォンヴィヴァンのご案内
店名 | ミュゼ ボンヴィヴァン |
住所 | 〒514-0007 三重県津市大谷町11番地 三重県立美術館内 |
定休日 | 日曜、月曜 |
営業時間 | 10:40~ ラストオーダー16:00 クローズ16:30/18:00~ ラストオーダー 19:30 クローズ21:30close |
電話番号 | 059-223-7070 |
公式WEB | http://musee-mie.com/ |
駐車場 | あり 美術館の駐車場を利用 |
アクセス方法 | 津駅から徒歩8分、車で2分 |
ミュゼ ボンヴィヴァン アクセスマップ
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