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伊勢志摩産の巨大ウツボを、自宅で捌いて干物を作るぞ【美味しくお料理編】

前回までのあらすじ

伊勢志摩の大量発生している海のギャング ウツボ。漁師さんから巨大なウツボ2尾を譲り受け何とか捌いて、3日の奮闘によって美味しそうな干物をつくりあげることに成功した。

これまでの記事は

残るはウツボの干物を美味しくいただくのみ!元々、好物なウツボの干物。さらに、自分で作ったとなればその味わいは昇天するほど格別なはず。

そうして、干物完成の興奮が冷めやまぬまま、僕はキッチンへと向かった。

みえ案内人
いよいよラスト。伊勢志摩産の巨大ウツボを、自宅で捌いて干物を作るぞ【美味しくお料理編】スタートです!

伊勢志摩産ウツボを使った料理のお品書き

いらしゃいませ。伊勢志摩産ウツボ創作料理店 「SEA GANG」へようこそ。お客様、当店は初めてのご利用ですか?

こちらが当店のメニューになります。どうぞ、御覧ください。

伊勢志摩のウツボ料理メニュー

  • ビールのつまみに 伊勢志摩産ウツボのカリカリ揚げ
  • 葱香る 伊勢志摩産ウツボのカリカリ揚げ
  • 噛みしめてこの味 伊勢志摩産ウツボの甘辛炒め
  • もっちり贅沢 伊勢志摩産ウツボのグリル焼き

※.伊勢志摩産ウツボ創作料理店 「SEA GANG」は架空のお店です。

ウツボの干物の定番といえば...カリカリ揚げ

おひとついかがですか?

カリカリウツボの香ばしさを知ったら、逃れられません。思い出せば食べたくなる、カリッとしながら噛みごたえのある触感、そして旨味。

作り方は簡単です。多めの油で素揚げするだけです。ウツボの干物は味もしっかりついているのでそのままでも絶品!お好みでコショウや色んなスパイスをかけて、味わいを変えてみるのもオススメです。ゴクゴクと飲むお酒、ビールには良く合うこと間違いなしでしょう。

多めの油でカリッと揚げろ!

見てるだけでヨダレがでてきそうです。

また、揚げる油を変えることでもアレンジできます。

胡麻油はもちろん、葱油も美味です。

鈴鹿のすいーとぽたけさんの葱を使った葱油で、カリッと美味しく仕上がりました。

子どもの頃からの思い出の味 ウツボの甘辛炒め

特製 甘辛タレが絶妙にウツボにマッチ!

南伊勢町(旧南島町)で生まれた僕にとって、ウツボは案外身近なグルメでした。子供の頃から「カリカリのウツボを甘辛く炒めたお料理」が好きで、思い出の味でもあります。

作り方はカリカリウツボの揚げとほぼ一緒で、最後の味付けだけ違います。用意するのは各種調味料!

右上:はちみつ、左上:溜まりしょう油、下:日本酒

甘味ははちみつでも砂糖でも良いと思います。しょう油は旨味凝縮な溜まりしょう油をオススメしておきます(ちなみに、伊勢蔵さんのしょう油です)。日本酒も旨味プラスアルファな感覚でちょっと炒める際に入れました。

炒めて

キッチンペーパーで油を拭き取り

日本酒入れるべし!

はちみつ入れるべし!

しょう油入れるべし!

完成!カリッと甘辛い、絶品ウツボ料理がこちら。

ウツボを焦がしてしまわないようにご注意くださいね。

ウツボの身を贅沢に...もっちりウツボのグリル焼き

ウツボの身のかたまりは、とても貴重な食材!

伊勢志摩周辺で販売されている一般的な「ウツボの干物」は刻まれたものがほとんどです。もし、「ウツボの身」として売られているお店があれば、とても珍しいと思います。少なくとも僕は遭遇したことがありません。

みえ案内人
魚屋さんなど、実は売られているところもあるかも。情報求む。

つまり、ウツボの身を食べる機会はとっても貴重なこと。

味わいはというと、カリカリな刻みウツボの揚げよりも、食感はもっちりしていてジンワリと旨味がにじみ出てきます。ビールよりも日本酒、ぬる燗などと合わせていただくウツボ料理ですね。

伊勢志摩産のウツボを美味しく食べた上での、諸々の感想

いかがでしたか?

僕が個人的にオススメするウツボに食べ方は、スナック感覚カリカリっと揚げる調理方法です。フライパンで多めの油で調理できるので、手軽で美味しいのもオススメなポイントですね。

僕が試せなかったウツボの調理方法として、高知県の名物料理「ウツボのたたき」。他にも頭ごと煮付けにしたり、ウツボの食べ方はまだまだ無限の可能性を秘めています。

みえ案内人
ウツボのたたきを食べに、高知県に行かないと!

今回、ウツボを食べた感想としては、やっぱりウツボは美味い!その一言につきます。身部分の弾力のある食感と皮付きで旨味もアップ。鳥羽なかまちの海童工房 魚寅さんアドバイスもあり、干物の塩加減は絶妙でした。

ただ、ウツボの皮は独特の味わいがあるので、グリル焼きは好き嫌いが分かれそうです。皮の独特な味わい対策としては、ウツボの下処理段階で徹底した「ぬめり取り」が重要だと思います。もちろん、血もきれいに拭き取るのも大切です。

刻みウツボの干物 おすそ分け用小分けパック

伊勢志摩産の巨大なウツボ2尾で作った干物は、一人で食べるには大量です。なので、お世話になった干物づくりでお世話になった海童工房 魚寅さんやお世話になっている身近な方におすそ分けすることしました。

「美味しくいただいよー」とメッセージもいただけて、ウツボの美味しさを分かち合えました。

みえ案内人
ちなみに、カリカリっと素揚げにして食べられていましたよ。

そして、こんな伊勢志摩産のウツボを捌くきっかけをいただいた伊勢志摩の漁師さんに感謝です。本当にありがとうございました!




何か色々はじまりそう...伊勢志摩産のウツボにご注目!

巨大な伊勢志摩産のウツボを...

捌いて

干物にして

美味しくいただきました

普段、伊勢志摩で過ごしていてウツボを食べる機会というのは、ほぼありません。

現在(2021年〜)、大量発生している伊勢志摩産のウツボをもっと多くの方が食していただけるようなプロジェクトが水面下で進んでいるようです。伊勢志摩といえば、伊勢海老!鮑!・・・ウツボ!と名前が挙がってくる日も、そう遠くない未来なのかもしれません。

現時点では、まだまだ知られていない絶品食材なので、ぜひ先取りで「伊勢志摩産のウツボ」を食べてみてください。その時は、本記事で紹介した料理レシピを参考にしていただけたら、僕も嬉しいです。

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